事故物件に特殊清掃が必要な理由

自殺や事故や孤独死があったいわゆる事故物件の場合、特殊清掃をしてからでないと、遺品整理ができなくなることも少なくありません。

その理由として、遺族の心理状態や、遺体の腐敗臭によるもの、そして特殊清掃でないと難しい消臭作業の3つがあります。

遺族の心理状態

遺族にとって、家族が自殺や事故や孤独死となった際に、まず警察などから連絡を受けた時点でかなりのショックを受けてしまい、冷静な判断をすることは、よほどの人でない限りは難しいのではないでしょうか。

おそらく大半の人が故人に対する後悔の念に苛まれたり、自分を責めたりといった心理状態になることから、すぐに遺品整理に取り掛かることができないことも考えられます。

遺体の腐敗臭によるもの

故人の死後から時間が経過したために起こる腐敗臭は、生ゴミなどの臭いとは比較できないほどのため、特に遺族にとっては故人の遺体を直視するだけでなく、部屋そのものに入ることすらできない可能性もあります。

遺体の腐敗は臭いだけでなく、ハエなどの害虫も多く集まり、ウィルス感染の危険性もあることから、特殊清掃前に部屋に入るのはあまりオススメできません。

特殊清掃ならではの消臭作業

遺体の腐敗臭は、通常の清掃で消すのは困難です。特殊清掃でないとできない消臭作業だけでなく、場合によっては床下などのリフォーム工事をして、ようやく原状回復に至るケースもあります。

餅は餅屋ではありませんが、その道のプロに任せることで、スムーズな部屋の明け渡しへとつながることも考慮する必要があります。