特殊清掃と遺品整理

孤独死や自殺、または殺人事件があった事故物件の場合、原状回復をして物件の管理者に引き渡すために、遺品整理や特殊清掃をすることがあります。

遺品整理とは?

遺品整理とは、故人の思い出の品を形見分けなどで遺族の元にきちんと行き渡るようにすることを目的として、不用品とそうでないものを仕分ける作業です。

現金や預貯金や有価証券、切手や骨董品、絵画や美術品などのようにわかりやすく分類できるものだけでなく、一見価値がないように見えるものであっても、遺族にとっては大切な思い出の品となることもあります。

そのため、遺族が行うこともありますが、遠方に住んでいたり、体力や気力などに不安がある場合、遺品整理業者に依頼して実施してもらうこともあります。

特殊清掃とは?

特殊清掃は、孤独死や自殺などが起きてしまった物件にて、文字通り特殊な清掃をすることです。主に遺体の腐敗による腐敗臭を除去するために、専用のオゾン脱臭機などを使用したり、感染症を防ぐための消毒や、遺体が腐敗したために発生したハエなどの害虫の駆除などを行います。

遺体からの体液が床下などに染み込んでしまった場合、適切なリフォームや解体工事をするケースもあります。

特殊清掃からの遺品整理の流れ

事故物件などの場合、最初に特殊清掃をしてから、遺品整理に移ります。残すものと不用品に分ける作業が済みましたら、部屋の清掃をして、遺族などと最終的な確認をして完了します。

遺品整理にはなるべく遺族の方が立ち会った方が良いのですが、諸事情でかなわない場合には、遺品整理業者と細かに打ち合わせをしておく必要があります。